ブリッジエンジニアを目指すなら必見!業務内容と必要スキルを今すぐ確認!
近年、ブリッジエンジニアという職業が認知されていっています。ブリッジSE、BrSEなどと称されることもあるこの職業ですが、日本企業と海外企業をつなぐ重要な役割を持っています。
ここでは、ソフトウェア開発におけるブリッジエンジニアに必要な能力を3つの業務内容とともに必要な能について具体的にまとめていきます。
前提知識:オフショア開発について
この記事ではブリッジエンジニアの活躍事例をまとめていきますが、前提知識として、一部の日本企業においてオフショア開発という開発手法を重要視しています。
オフショア開発とは、人件費を抑えたり人材不足の解消といった目的で、ソフトウェアやアプリの開発作業を比較的物価安い海外企業に委託する開発手法です。
一人あたりの人件費を押さえることで、見積もり金額の総額を上げることなく開発者の人数を増やすことも可能になり、迅速かつ確実性を高めた開発・納品対応ができるというメリットがあります
上記などの点からオフショア開発を活用する企業が多いですが、ブリッジエンジニアはこのオフショア開発の場面で活躍します。
ブリッジエンジニアの業務内容について
ブリッジエンジニアの役割についてまず大まかに言うと、システムエンジニア(SE) + 海外企業との橋渡し という感じになっています。
システムエンジニアの主な役割は「上流工程」とも呼ばれる、顧客からの要求をまとめる「要件定義」と、その要件を実現するための方法をまとめる「設計」と、プログラマーのメイン業務である「開発」のサポートをしています。
その他SEの詳しい業務内容についてはこちらの記事(ソフトウェア開発におけるSEの役割とは?)に詳しくまとめています。
これらSEも携わる開発工程において、ブリッジエンジニアは日本と海外の開発チームの目線を合わせることを意識し、現場を回し開発プロジェクトを成功させる役割を担います。
また、SEと比較すると、ビジネス分析や、交渉を加味したようなコミュニケーションが重要視される傾向があり、日本と海外をまたいだ異言語でのコミュニケーションが求められるポジションです。
ブリッジエンジニアに必要な3つの能力について
ブリッジエンジニアは海外の方と協働しソフトウェア開発を行っていく中で、日本企業と海外企業との「橋渡し」を担えるようなコミュニケーション能力に特化する必要があります。
実際にブリッジエンジニアに必要となる3つの能力は以下の通りです。
プロジェクトに関わるIT周辺や技術領域の知識理解
いわゆるSEはもちろん、プロジェクトの最前線に立つブリッジエンジニアには、IT周辺・技術領域の知識は必須になります。
ブリッジエンジニアがそこを理解しないままでは、異言語・異文化人材との適切なコミュニケーションはできないでしょう。
チームをまとめプロジェクトを推進するマネジメント能力
ブリッジエンジニアは、必然的に日本と海外の2拠点の開発現場をまとめる必要があります。
どちらの拠点の開発メンバーにも同様の認識をもたせ、同じ方向を向き、共に進んでいくためには、高いマネジメント能力が求められます。
ビジネス交渉が可能なレベルの高い語学力
日頃、積極的な協力をしてもらうためにも、万が一のトラブルに備えるためにも、海外側のメンバーに伝わりやすいかたちで説明ができる必要があります。
最低でもTOEIC700点前後を求められると言われていますが、先方のメンバーが理解しやすいような伝え方ができる人材が重宝されます。
ソフトウェア開発におけるブリッジエンジニアに必要な能力
この記事では、ブリッジエンジニアの役割や、必要な能力について解説しました。
ハードルの高い職業に思いますが、日本企業ではIT人材不足が続く状況となっていることも相まって、重要性や希少性が高いポジションとなっています。
単なるシステムエンジニアとも違いますし、単に英語が話せればいいわけでもありません。マネジメント能力や語学力、交渉力などが高い次元にある必要があります
しかしプロジェクト内における活躍度合いも非常に高いため、やりがいも高いポジションです。
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