顧客からの問い合わせ対応でお困りではありませんか?
顧客からの問い合わせ対応は、企業にとって大きな課題の一つです。
人手不足による24時間対応の難しさなど、多くの悩みを抱えているのではないでしょうか。
そんな課題を解決し、企業の成長を加速させるのが、AIチャットボットです。
今回は、AIチャットボットを導入することで得られる、企業と顧客の双方にとってのメリットを詳しく解説します。
具体的な事例や導入時の注意点、おすすめのサービスも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
企業から見たチャットボット導入のメリット
チャットボットの導入による企業側のメリットとしては主に以下の4点が考えられます。
- 迅速な対応による業務効率化
- 人件費やシステム運用コストの削減
- 顧客満足度の向上
- データ収集や分析
迅速な対応による業務効率化
顧客からの問い合わせに対し、24時間365日いつでも迅速に対応することができます。
よくある質問への回答を自動化すれば、担当者の負担軽減につながります。
人件費やシステム運用コストの削減
顧客対応の効率化により、人員を他の業務にシフトすることができます。
そのため、人件費やシステム運用コストの削減ができます。
顧客満足度の向上
顧客からの問い合わせに迅速に対応することができるため、顧客満足度向上に繋がります。
また、パーソナライズされた回答を提供することで、それぞれの顧客に合わせたサービスの提供が可能になります。
データ収集や分析
顧客からの問い合わせ内容を収集・データ化し、顧客のニーズや行動パターンを分析できます。
それを元に、新製品開発やサービス改善、さらにターゲティング広告などに活かすことができます。
顧客から見たチャットボット導入のメリット
チャットボットの導入は企業側だけでなく、顧客にとってもメリットがあります。
顧客に与える良い効果として、主に以下の3点が挙げられます。
- 利便性の向上
- 手軽な情報収集
- 安心できるサポート体制
利便性の向上
いつでもどこからでも気軽に問い合わせできます。
待ち時間なく迅速に回答が来るので、時間を無駄に消費せずに済みます。
手軽な情報収集
よくある質問などから、欲しい商品や必要としているサービスに関する情報を手軽に知ることが可能になります。
安心できるサポート体制
24時間365日サポート体制が整っているため、サポート時間などを気にすることなく、安心してサービスを利用することができます。
チャットボット導入時の注意点
導入前には準備が必要になります。
必要な準備としては、FAQの作成やシナリオ設計などが挙げられます。
また、問合せがエスカレーションし、自動応答では回答しきれない場合は、AIではなく実際の担当者がサポートする必要が出てきます。
回答することのできる担当者と、しっかり連携しておきましょう。
AIチャットボットサービス紹介
AIチャットボットサービスは日々進化し、多種多様なサービスが展開されています。
自社にぴったりのAIチャットボットを見つけてみませんか?
特化している機能別にいくつかご紹介します。
カスタマーサポート特化型
・・・顧客からの問い合わせに自動で応答することで業務効率を向上させ、満足度の向上にも貢献します。
チャットプラス(ChatPlus)(チャットプラス株式会社)
生成AIを活用した高度な対応から、シンプルなシナリオ設定まで、目的に合わせた柔軟なカスタマイズが可能。LINEなど様々なツールと連携し、導入から運用までサポートを受けられます。月額1,500円から始められます。
Zendesk(株式会社Zendesk)
世界10万社が導入。AIによる自動応答で、多様なチャネルに対応し、問い合わせ内容の自動分類や多言語対応も可能。月額約8,000円/IDで、チャットボットから有人対応まで、問い合わせ対応をトータルにサポートします。
MOBI BOT(モビルス株式会社)
簡単にシナリオ作成でき、画像や動画も活用でき、AIとの連携でより自然な会話を実現。CRMとの連携で顧客情報を管理し、有人対応との連携もスムーズに行えます。問い合わせ対応の効率化だけでなく、顧客満足度も向上させます。
CV改善特化型
・・・問い合わせの対応に加えて、顧客の購入意欲を高め、成約率の向上につなげます。
sinclo(株式会社エフ・コード)
CVR向上に特化。サイト訪問者の行動に合わせて、最適な案内を表示します。メール署名から情報を自動抽出する機能や、離脱防止機能も搭載。画面共有や資料共有など、高度な機能で成約率をアップさせます。料金は定額で、サイト数無制限です。
DECA カスタマーサポート(株式会社ギブリー)
自社データとChatGPTでFAQを自動生成でき、生成されたFAQはWebサイトやチャットボットに連携可能。ユーザーの検索に最適な回答をAIが提案し、問い合わせ対応を自動化します。Web接客機能の追加で、売上アップも期待できる。
Tebot(株式会社アノテテ)
初期費用なし、月額45,000円で利用できます。シナリオやQ&Aを無制限に登録でき、簡単操作で導入できます。AIは自動学習し、IT初心者でも安心のサポート付きです。
多言語特化型
・・・複数の言語に対応し、グローバルなコミュニケーションをサポートします。
COTOHA Chat & FAQ(NTTコミュニケーションズ株式会社)
ユーザーの質問の意味を理解し、最適な回答を自動で検索します。FAQテンプレートが充実しており、すぐに導入可能。チャットや検索など、様々な場所に設置でき、多言語対応や有人対応も可能です。問い合わせ件数の削減と顧客満足度の向上に貢献します。
Bebot(株式会社BESPOKE)
3,000万人の会話データに基づいたインバウンド向けAIチャットボット。観光案内から緊急時対応まで、多言語で24時間365日サポートします。混雑緩和やマナー啓発にも貢献し、自治体やホテルなど、多くの施設で導入実績あり。有人オペレーターによる品質管理も万全です。
ObotAI(株式会社ObotAI)
日本語を含む8言語に対応しており、特徴的なのはネイティブスタッフによる高精度な翻訳と、簡単な言語切り替え。音声入力・出力にも対応し、多様なデバイスと連携可能です。公共施設や商業施設など、幅広い場面で活用されています。
社内利用特化型
・・・社内情報へのアクセスや業務を効率化し、生産性を向上させます。
OfficeBot(ネオス株式会社)
社内情報に基づいて高度な質問に答えられるRAGチャットボット。拡張したChatGPTに、社内知識とベストプラクティスの活用で、精度の高い回答を提供します。Azure AI Searchを採用し、情報検索も強化。企業だけでなく、官公庁などでも導入実績あり。
PEP(株式会社ギブリー)
社内問い合わせを自動化するチャットボット作成ツール。ドラッグ&ドロップで簡単にシナリオ作成ができ、プログラミングも不要。社内ポータルや各種ツールと連携し、問い合わせ対応を効率化できます。
HiTTO(HiTTO株式会社)
人事・総務などバックオフィス業務の質問に自動で回答。膨大な質問パターンを学習しており、質問の意図を自動解析できるため、担当者の作業負担を軽減します。キャラクター設定も可能で、充実したサポート体制も魅力的です。
まとめ
問い合わせは、曜日や時間を問わずやってきます。
こまめに対応することは、企業のイメージや顧客満足度を上げるためにとても重要といえます。
しかし、問い合わせの内容によっては、定型文を返したり資料を送ったりするだけで済む場合もあるでしょう。
こうした問い合わせであれば、AIチャットボットの導入で解決することが可能です。
AIチャットボットであれば、時間や曜日に関わりなく、素早く回答することができるため、顧客にとってもメリットとなります。
「人手不足問題」を解消するためにも、こうしたAIを積極的に活用していくことが今後必要になってくるでしょう。
どのようなAIを導入していけば良いか、AIを活用するためにはどうしたら良いか、当社では豊富な実績と専門知識を持っており、具体的なアドバイスをすることが可能です。
ぜひ一度ご相談ください。
また、企業の成長を加速させるために役立つ「AIチャットボット」「iPaaS活用」「AI営業支援ツール」の3つの導入方法について、それぞれのメリットと導入時の注意点を解説しています。ぜひ参考にしてください。