ノーコードツール

ノーコードツール「Bubble」とは?できること・できないこと・料金やメリット・デメリットも徹底解説!

「自分でアプリを作ってみたいけど、何から始めればいいか分からない」「専門知識がなくても開発できる方法はないの?」
そんな不安や疑問を抱える方にとって、Bubbleは、コードを書かずにUI設計からデータ管理・機能設定までを一つの画面で完結できるという点で、非常に心強い選択肢です。

この記事では、ノーコードツールBubbleの特徴・できること・できないこと・料金体系まで詳しく解説しています。

 

初心者でも導入可能。ノーコード開発を加速させるBubbleの基礎知識

  • コーディング不要でWebアプリケーションの構築が可能なノーコード開発ツール
  • ユーザーインターフェースや機能をドラッグ&ドロップで直感的に設計できる
  • フロントエンド、バックエンド、データベースを一元的に管理・実装可能
  • 無料プランが提供されており、低コストで開発体験を開始できる
  • 日本語リソースは限定的だが、国内での活用事例が急増中

Bubbleは、プログラミング言語を一切用いずに、実用的なWebアプリケーションを構築できるノーコード開発プラットフォームです。

Bubbleを使うことでアプリの開発はすべてクラウド上で完結し、ユーザーインターフェースの設計、データベース構築、外部サービスとのAPI連携といった主要な機能が、ノーコードで統合的に実装可能です。

例えば、予約システムやマッチングサービス、業務管理ツールといった機能要件の高いアプリケーションも、Bubbleを用いることで専門的な開発スキルなしに構築することができます。

無料プランも用意されており、初期投資を抑えて試験的にノーコードツールの開発を始めたい方にもおすすめです。

 

アプリ開発の常識を変える。Bubbleの基本機能と特徴を解説

  • フロントエンドをGUI操作で柔軟に設計可能
  • バックエンド処理をノーコードで自動化できる
  • 内蔵データベースで情報管理とUI連携が容易
  • 外部APIとの接続も直感的な設定で対応可能
  • 開発〜運用までをクラウド上で完結できる設計

Bubbleは、Webアプリ開発における「フロントエンド」「バックエンド」「データベース」のすべてを一体化したノーコード型開発プラットフォームです。

従来はWebアプリ開発には、さまざまな異なる専門知識が求められいましたが、これらの領域をBubbleは単一のGUI環境で統合的に管理・構築することを可能にしています。

まず、フロントエンドではドラッグ&ドロップ操作によるビジュアルエディターを活用し、画面設計やUIレイアウトを効率的に構築が可能に。

さらにユーザー操作に応じたシステム処理(データ保存、メール通知、外部サービス連携など)は、「ワークフロー」機能によってノーコードで設定可能です。もちろん、条件分岐や非同期処理にも対応しています。

そして、Bubbleには専用のデータベース機能が内蔵されており、データ構造の設計・運用を同一の開発環境内で完結できます。
つまり、Bubbleは「設計・構築・運用」までを一貫して実現できる、統合型ノーコード開発プラットフォームであると言えるのです。

これも作れるの?Bubbleで開発可能なアプリをジャンル別に紹介

ジャンルアプリ名・概要特徴参考事例
予約システム飲食店・美容室などの日時予約アプリカレンダー連携・メール通知・管理画面付きAbode(ホテル予約システム)
マッチングサービススキル・属性に基づくユーザー同士のマッチングフィルター検索・チャット機能・プロフィール管理Kitene、Agent Connect
業務効率化ツール社内タスク・進捗・請求管理などの業務アプリワークフロー自動化・データ可視化・多ユーザー対応Award Pool
コミュニティサービス投稿・コメント・評価ができるSNS系アプリユーザー生成コンテンツ・通知・リアクション機能Twinq(二択投票SNS)
EC・マーケットプレイス商品登録・カート・決済が可能な販売アプリStripe連携・在庫管理・受注通知LIBRIS(店舗検索EC型)

(ノーコードツールBubbleで作れるアプリ一覧)

Bubbleは、単なる「フォーム作成ツール」や「ブログCMS」といった用途にとどまりません。
上記の表にあるように、予約・管理・マッチング・SNS・ECと、ジャンル横断的なアプリケーションを構築できます。

例えば、美容室の予約アプリであれば、カレンダー連携・スタッフ別の予約枠・メール通知機能まで網羅的に実装可能です。
また、ユーザー同士がつながるマッチングサービスの場合でも、属性に応じた検索機能、チャットや通知機能をノーコードで設計できます。

さらにBubbleは業務効率化ツールとしても優秀で、社内の売上管理や在庫確認など、複数のユーザーによるデータ操作に対応した設計も可能です。

しかも、BubbleではStripeなどの決済サービスとも簡単に連携できるため、マーケットプレイスや簡易ECサイトも作成できます。

 

どんなアプリでも作れるわけじゃない?Bubbleが不得意なシステム例

カテゴリアプリ・システム例作れない理由
高負荷リアルタイム処理オンライン対戦型ゲーム/高頻度株取引システム処理速度とパフォーマンスに限界があるため
3Dグラフィックアプリ3Dモデリングソフト/VR対応設計ツール複雑な描画処理やエンジン連携に対応していないため
SEO重視のWebメディア大型ニュースサイト/検索流入重視のオウンドメディア動的レンダリング構造のため、SEO上不利になる可能性がある
外部制約の強い業務基幹系医療用電子カルテ/金融系の業務システムセキュリティ・法規制・連携要件が厳しいため
多数同時接続が前提のアプリ大規模チャットサービス/ライブ配信プラットフォーム同時アクセス・処理のスケーラビリティに制限がある

(ノーコードツールBubbleで作れないアプリ・システム)

Bubbleは非常に汎用性の高いノーコードツールですが、すべてのアプリやシステムに対応できるわけではありません。
上記の表で挙げたように、主に「リアルタイム性が高い」「専門的な描画処理が必要」「SEO要件が極端に厳しい」などの特徴を持つシステムには不向きです。

例えば、オンライン対戦ゲームのように瞬時の反応が求められるアプリでは、Bubbleのバックエンド処理では応答性が不足する可能性があります。

また、医療や金融の業務系システムに関しては、業界特有のセキュリティ要件や法令準拠のハードルが高く、Bubble単体では要件を満たしきれないケースがあります。

他にも、3DやVRといった高度なグラフィック描写を要するアプリケーションは、Bubbleの描画エンジンやプラグインでは実現が難しいですし、大規模チャットやライブ配信といった同時接続数が膨大なシステムに関しても、Bubbleではスケーラビリティに制限があるため不向きです。

Bubbleは「ほとんどのWebアプリ」を効率的に構築する能力は非常に優れていますが、特化型・高負荷型システムの構築や作成には向いていません。

 

その課題、Bubbleで解決できるかも?導入に向いているケースと理由

目的解決したい課題Bubble導入がおすすめな理由
新規事業の立ち上げ短期間でMVPを構築し、検証を始めたいUI設計〜データベース構築までを一貫して短納期で実装可能
業務のデジタル化表計算や手作業に依存した業務をアプリで管理したい業務フローに合わせた柔軟な管理画面をノーコードで作れる
受託開発の効率化エンジニア不足で納期・工数に課題がある工数削減と共に、顧客ごとの要望にも柔軟に対応できる
副業・個人開発技術者ではないが、自分のアイデアをアプリで形にしたいプログラミング知識がなくても機能的なWebアプリが作成可能
クライアント向けのデモ制作開発前に動くイメージを見せて信頼を得たいデザインと簡易ロジックを素早く実装し、即時プレゼンが可能

(Bubble導入が効果的なユースケース)

Bubbleの導入が適しているのは、「とにかく早く動くものを作りたい」「エンジニアが足りない」「専門知識がなくても試してみたい」といった明確な課題を持つ方々です。

特に、MVP開発を急ぐスタートアップや、業務のアナログ管理をシステム化したい中小企業では、高い効果を発揮します。

新規事業の立ち上げでは、1ヶ月以内にモックを公開し、ユーザーの反応を検証する必要がありますが、Bubbleであれば、UI・DB・ワークフローまで一気通貫で開発でき、実装スピードを大幅に短縮可能です。

また、Excelベースで煩雑化した社内管理を、Bubbleでシンプルな業務アプリに変えたい場合などにもおすすめです。

もちろん、「自分でアプリを作ってみたいけど、どこから始めればいいのかわからない」という個人開発者にも、Bubbleは実用的な選択肢となるでしょう。

この章では、どういったケースでBubbleの導入がおすすめなのかについて詳しく解説します。

新規事業の立ち上げにBubbleを活用すべき理由

  • MVPを素早く構築できる設計自由度の高さ
  • バックエンド含めた一貫開発で納期を大幅短縮
  • 仕様変更にも柔軟に対応可能な編集性

新規事業の立ち上げフェーズでは、「まず作って試す」スピードが何より重要です。

Bubbleなら、画面設計からデータベース設計、ワークフロー構築まで、すべてを一つの開発環境内で進めることができます。

そのため、「デザイナーがUIを作り、エンジニアが別で実装し、さらにバックエンドは別チームが対応する」といった分業体制を取らずに済み、仕様のすり合わせや手戻り工数を大幅に削減できるのです。

仮に3週間以内にユーザーテスト用のマッチングアプリを完成させたい場合でも、Bubbleであれば非エンジニア主体でも対応可能になります。

UI構築・データ連携・動作ロジックの設定までをすべてGUI操作で完結できるため、従来の3〜5人分の作業を1人でこなせるからです。

また、仮説検証の結果に応じた機能変更やUI修正も、プログラムを書かずにその場で反映できるため、「要件定義→開発→確認→修正」といった煩雑な工程を短縮し、検証〜改善のPDCAサイクルを迅速に回すことが可能です。

 

業務のデジタル化にBubbleが向いている理由

  • Excelや紙ベースの業務を簡単にアプリ化
  • 現場に合わせて柔軟に機能設計できる
  • スモールスタートで徐々に機能拡張も可能

業務フローが表計算や口頭ベースで運用されている企業では、処理ルールが文書化されていなかったり、担当者の判断に依存しているケースが多いため、情報の属人化や管理ミスが発生しやすくなります。

しかし、Bubbleを活用することで、部署ごとの業務プロセスに合わせた管理アプリや申請フォームをルール化・定型化された形でアプリ化できるため、短期間で実用的な仕組みを整備することが可能です。

営業日報をGoogleスプレッドシートで手動集計していた企業が、Bubbleによって「日報投稿→データ自動集計→グラフ表示」までを一貫で行える業務アプリを内製したことで、集計・転記・報告用スライド作成といった手間がすべて自動化され、作業時間が1/3に削減された事例もあります。

さらに、現場の担当者が直接アプリのレイアウトや入力項目を編集できるようになることで、実務に即した改善がリアルタイムで反映されるため、変更対応のスピードが格段に上がり、IT部門の工数を増やさずに現場主導で継続的な最適化が可能になる点も大きなメリットです。

受託開発の効率化にBubbleを導入すべき理由

  • 開発スピードが上がり、人員不足をカバー
  • 修正要望にも即時対応できる柔軟性
  • 工数を抑えて、より多くの案件を対応可能

エンジニアリソースが限られる受託開発現場では、納期・品質・工数のバランスに常に「人手不足によるスケジュール遅延」「仕様変更への対応遅れ」「コストに見合わない追加対応の発生」といった課題がつきまといます。

そういった課題を解決するために、Bubbleを導入することで、非エンジニアでも設計・実装の主工程を担えるようになり、コーディングやバックエンド構築といった専門作業を不要にすることで、開発全体のスピードと効率を大幅に引き上げることが可能です。

例えば、見積作成アプリのテンプレートをあらかじめBubbleで構築しておけば、「建設業向け」「製造業向け」など、業種別の要件に合わせたフィールド変更やロジック調整をわずか数時間で反映できます。

他にも、勤怠管理・在庫管理・問い合わせ対応など、再利用性の高いアプリ群をテンプレート化しておくことで、複数案件を効率よく回せる体制が整います。

さらに、納品後の軽微な修正、たとえば入力フォームの文言変更や選択肢の追加、レイアウトの微調整なども、クライアント自身で操作可能となるため、問い合わせ対応や都度改修にかかっていた保守工数を削減し、本来の開発業務に集中できるのも大きなメリットです。

 

副業・個人開発にBubbleが適している理由

  • コードを書かずにアプリを一から作れる
  • 低コストでスタートでき、無料プランも充実
  • デザインやロジックを自分のペースで学べる

「自分のサービスを作ってみたい」「副業でWebアプリを試してみたい」と考える非エンジニアの方にとって、Bubbleはゼロからアプリを開発・公開できる数少ないノーコードツールとして、非常に有効な選択肢です。

その理由は、Bubbleが画面設計(UI)・データベース管理・機能ロジックの設定(ワークフロー)まで、すべてを一つのビジュアルインターフェース上で完結できる仕組みを提供しているからです。

Bubbleを使えば、HTMLやJavaScriptの知識がなくても、パーツをドラッグ&ドロップで配置し、「ボタンを押したら何をするか」を自然言語に近い形で設定できるため、学習ハードルが低く、実装スピードも早くなります。

実際に、ユーザーが自ら構築したスキルシェア型マッチングアプリや、個人店舗の予約・在庫管理ツールなどが、Bubbleで開発され正式にサービスインした事例も多数あります。

例えば「講師と生徒をつなぐマッチングサービス」や「地元美容院の予約サイト」「レンタルスペースの管理アプリ」など、小規模でニッチながらも実用性の高いアプリが副業ベースでリリースされています。

また、Bubbleのワークフロー設定画面では、「ユーザーが予約ボタンを押したら→予約情報をデータベースに保存→メール通知を送信」といった一連の処理を、視覚的なブロック操作で構築が可能です。操作に慣れてくると、データ

Bubbleを使って、その操作方法を学ぶことで構造の設計、ページ間の状態管理、アクセス制御なども一人で構築できるようになり、アイデア段階からプロダクト運営・改善までをワンストップで担えるスキルが自然と身につくでしょう。

 

クライアント向けのデモ制作にBubbleが有効な理由

  • 見せたい機能だけを素早くプロトタイピング
  • 要望変更にもリアルタイムで対応可能
  • デザイン性が高く、説得力のあるプレゼンが可能

クライアントへの企画提案において、「動く画面」を提示できるかどうかは、アイデアの実現可能性や開発理解度を視覚的に示す手段となるため、信頼性を大きく左右します。

静的なワイヤーフレームや資料だけでは伝わりづらい部分も、「実際に操作できる」画面があれば、提案内容の具体性と説得力が格段に向上します。

Bubbleを使えば、UI設計・ボタン操作・データ登録といった基本機能を含んだプロトタイプを、わずか1〜2日で作成することが可能ですし、コードを書くことなく、標準コンポーネントやテンプレートを活用して構築できるため、短時間でも「動くアプリ」の形に仕上がります。

例えば、ショッピングアプリの提案時には、Bubble上で検索機能・商品詳細ページ・カートへの追加〜注文確認画面といった主要画面のみを再現し、「どのような流れでユーザーが操作するのか」を視覚化することができます。

こうしたBubbleを使ってこうしたプロトタイプをクライアントに見せることで、クライアント側は機能要件や画面構成への理解を深めやすくなり、認識のズレや後工程での仕様変更リスクを未然に防ぐことができます。

つまり、プレゼンの段階からBubbleを使うことで「構想」から「動作イメージ」へと落とし込むことで、提案内容の信頼性と納得感が増し、採用判断のスピードや成約率の向上にもつなげることができるのです。

「簡単に作れる」だけじゃない。Bubbleのメリットとデメリットを理解しよう

比較項目メリットデメリット
開発スピードUI〜DBまでをノーコードで一括構築でき、短期間で開発可能複雑な要件になると設定が煩雑になり、逆に時間がかかることも
コスト無料プランあり。小規模案件や個人開発に最適本番運用に移行すると有料プランが必要。継続費用に注意
デザイン自由度パーツ単位で細かくレイアウト設定が可能高度なアニメーションや3D表現は非対応
拡張性・連携API連携やプラグインで外部サービスとの接続が可能連携の自由度には限界があり、技術的制約も多い
言語・サポート英語圏では事例・コミュニティが豊富日本語の公式サポートや情報がまだ不足している

(Bubbleのメリットとデメリット比較表)

Bubbleは、コードを書かずに本格的なWebアプリを構築できる点で、多くの開発者や事業者に支持されているノーコードプラットフォームです。

特にアプリやシステム開発のスピード感・コスト・操作性においては高いメリットを発揮し、小規模開発やプロトタイプ作成には非常に適しています。

その一方で、複雑なシステム設計や拡張性の高いアーキテクチャを必要とする場合には制限が多く、操作に慣れないうちは思わぬ時間やコストがかかるってしまうリスクも。

そのため、Bubbleを使いこなすためには、「自社に合う用途か?」「将来的にどこまでの拡張が必要か?」といった視点で見極めることが重要です。

 

プログラミング不要でもここまでできる!Bubbleを使う5つのメリット

  • コード不要で本格的なWebアプリが開発できる
  • UI・DB・ワークフローを1つの画面で構築できる
  • MVP開発や検証フェーズに最適。スピード感がある
  • 外部サービスとのAPI連携も柔軟に対応可能
  • テンプレートやプラグインが豊富で機能追加がしやすい

Bubbleを使う最大のメリットは、「一人でもWebアプリが作れる」開発環境が整っている点です。

特に、UI設計・データベース管理・ワークフロー設定といった複数の工程を、1つのプラットフォーム内でノーコードかつビジュアルに構築できる点は、他のノーコードツールと比較しても群を抜いています。

たとえば、Airtable+Zapierなど複数のツールを組み合わせる必要があるケースと異なり、Bubbleなら環境を移動せずに一気通貫でアプリ開発が可能です。

実際の事例としては、地方自治体のイベント申請業務を自動化するアプリを、非エンジニアの職員が5日間で構築したケースがあります。

申請者情報の登録→担当者への自動メール通知→承認状況のステータス更新といった一連の流れを、全てBubble上で完結させたことで、業務効率と市民サービスの質を同時に向上させることができました。

Bubbleでは外部決済サービス(Stripe)との連携や、Google Calendarとの双方向同期、Slack通知、REST APIの取得などの高度な機能も、プラグインや標準のAPIコネクタを用いて実装できます。

これにより、プロトタイプ止まりではなく、商用レベルのアプリケーションとして展開することも現実的です。

またBubbleの「繰り返しグループ(Repeating Group)」や「カスタムステート」「条件付きワークフロー」などの機能操作に慣れてくると、動的ページの構築やフィルター付き検索、ユーザー毎の表示制御なども自在に行えるようになります。

つまり、Bubbleというツールへの理解が深まるほど、思い描いた機能を即座に形にできる“開発スピードと自由度”の両立が可能になるのです。

ノーコードにも落とし穴?Bubbleを使う上で注意すべき5つのポイント

  • UIが英語で、初学者には取っつきにくい
  • 複雑な処理やリアルタイム性には限界がある
  • ソースコードの出力ができず、自由度に制限がある
  • SEO対策には不向きな構造(動的レンダリング)
  • 日本語の情報・サポートがまだ充実していない

Bubbleの最大のデメリットは、「ノーコードであるがゆえに、ユーザーにとって制限や非対応の領域が見えにくい」という点です。

特に、BubbleのページはJavaScriptを使って動的にレンダリングされる構造を採用しているため、Googleの検索クローラーがコンテンツを正しく読み取れないことがあります。

そのため、SEOが集客の中心となるオウンドメディア型のサービスやブログには不向きで、検索流入(WEB集客)を期待してサイトを作成する場合には不利に働く可能性があるのです。

また、複雑なデータ処理や大量アクセスが発生するアプリでは、ページの表示速度が遅くなる/データの読み込みが重くなるといったパフォーマンス面の課題もあります。

さらに、インターフェースが英語表記であることから、専門用語や操作概念に慣れていない初心者にとっては、直感的に理解しづらい場面があるというのも現実です。

これらの注意点を把握しないまま使い始めると、「思った通りに動かない」「参考情報が日本語で見つからない」といった理由で、途中で挫折してしまうケースが少なくありません。

こうした失敗を回避するためには、まずBubbleが得意とするアプリの種類や機能の範囲を明確に把握するようにしましょう。

その上で、SEOが必要な部分には別途WordPressでLPを作成する、リアルタイム性の高い処理は専用サービスとAPI連携するなど、外部ツールとの組み合わせを前提に活用する視点が重要になります。

また、習得の初期段階では、日本語対応のオンライン講座(UdemyやYouTube)や、事例解説ブログなどを活用することをおすすめします。

いくらかかる?Bubbleの料金プランを把握しよう

プラン名月額料金(USD)月額料金(円)主な特徴
Free$0¥0テスト用。リリースや独自ドメイン不可。学習目的に最適
Starter$29約¥4,350小規模商用利用可。独自ドメイン・API接続も可能
Growth$119約¥17,850中規模開発向け。複数人での利用や拡張性に対応
Team$349約¥52,350大規模開発や企業チームに適したプラン
Enterprise要問合せ要見積大企業・行政向け。専用サーバー・優先サポート付き

(Bubbleの金額一覧(年契約時・日本円換算)※1ドル=150円換算)

Bubbleは用途別に複数のプランを提供しており、無料で学べる「Freeプラン」から、チーム開発対応の「Teamプラン」まで利用が可能です。

月額あたりの料金は、最も一般的な「Starterプラン」で約4,000〜5,000円程度(年契約時)となっており、小規模事業者や副業ユーザーでも導入しやすい価格帯です。

特に商用利用を想定している場合は、独自ドメイン設定やAPI連携が可能なStarterプラン以上が必須です。

一方で、Bubbleでは月間のアクセス量や処理負荷に応じて消費される「ワークロードユニット」という概念があり、一定量を超えると従量課金が発生します。

たとえば、Starterプランでは月175,000ワークロードユニット(WU)までが基本料金に含まれており、それを超えると1,000ユニットあたり約45円($0.30)の追加料金が発生します。

では「1ワークロードユニット」で何ができるのか?という点ですが、これはおおよそ以下のような操作が1〜2WUの範囲でカウントされます:

  • データベースからの1件の読み込み:1WU
  • 1ページ表示(複数の要素あり):2〜5WU
  • 画像のアップロードやAPIレスポンス処理:3〜10WU
  • ワークフローでの処理1件:1〜2WU

つまり、たとえば「ユーザーがアプリにログインし、ダッシュボード画面を表示し、1件投稿を行う」といった流れで、おおよそ5〜10WU程度が消費される計算です。

このため、トラフィックが多い商用サービスや、処理の多い業務アプリではWU消費が増加し、想定より早く上限に達してしまう可能性もあり注意が必要です。

Bubbleの利用を行う最初はFreeプランで操作を体験し、自分の開発規模に合わせて段階的に有料プランへ移行するのが現実的な進め方でしょう。

特に「まずは試してみたい」「低コストでアプリを作ってみたい」という方には、Starterプランがバランスの取れた選択肢と言えます。

まとめ|Bubbleで始めるノーコード開発の第一歩

  • Bubbleはコード不要で本格的なWebアプリを構築できるノーコードツール
  • フロント、バックエンド、データベースを一元管理できる統合開発環境
  • MVP開発や業務効率化において圧倒的なスピードと柔軟性を発揮する
  • SEOや高負荷処理には弱点があるが、用途次第で十分に補完可能
  • 初心者でも使いこなせるよう、日本語解説や事例も充実しつつある

この記事では、Bubbleの基本機能やメリット・デメリット、料金体系などを整理しました。

ノーコードでアプリを開発したい、業務のデジタル化を進めたいと考える方にとって、Bubbleは非常に有力な選択肢です。

ただし、Bubbleはすべての開発に適しているわけではありません。

リアルタイム性が求められるアプリや、高度な処理、厳格なセキュリティ要件がある業務システムなど、専門性の高い開発には不向きな場面もあります。

もし具体的な導入支援や開発相談をご希望の方は、ぜひNADJAにお気軽にご相談ください。

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